アジアん
槇野 てるです。遅くなりましたが、大阪のトークショー、楽しかったです!(画像は日本橋にあったへんな像)
西のかをり、相当緊張しましたが、みなさんにお会いできて、なんだかはしゃいでしまいまいた。(PDPしぶちょーありがとうございました!場所も確認せずにとりあえず集合した私は正解です。遠藤さん、伊勢谷さん、薄荷さん、志井さん、猪狩さん、保井さん、ありがとうございました!)
目の前を枡野浩一が歩くという不思議には、最後まで慣れませんでした。
枡野さんは元気そうに見えたけど、元気そうにふるまっていただけかな。
とてもおだやかに、柔軟にお話されているように見えました。

そして、思った以上に枡野さんは聞き上手で話させ上手だなというのが感想。正岡さんが枡野さんの質問の意図を汲んで解答をしていらっしゃったのか実は良く分からなくて、お二人の会話は時々噛み合っていないように見えたのだけど、向かおうとしている場所がちゃんと見定められていたせいもあってか、うまくお話が流れていました。


トークのレポート、実際に枡野さんが言われた言葉と、自分の感想と分けて書きます。
枡野さんの言葉も正確には覚えていないので、みなさま御指摘をお願い致します……

ドラえもん

■まず、一番頭に残っているのは“共通の教養”の話
・ドラえもんという共通の教養のおかげで、自分がやりたいと思っていたことが限り無くできた本になったんじゃないか。
・とても短歌がうまいと思う人の中にも、理解できない短歌がある。なんでこうなるの?と思う。けど、その人が確信を持ってその短歌を作っているからには、何か理由があるのではと思う。そこを理解できない自分への少なからずの不安。かんたん短歌での選というのは、そういった精神的な負担もある。(でも週一っていうのが一番しんどい。)

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短歌って、読んだ人にイメージを喚起させるものだけど、その喚起のさせ方にもいろいろあるなと、思ったのです。
例えば爆笑問題のススメで笹さんは、ひとりひとりの中にあるベースと、自分の発する言葉が引き出すものが合わさって、それぞれの人との間で短歌が完結すると言っていたと思う。
けど、枡野さんの場合は、読む人に短歌の意味をゆだねるんじゃなくて、できる限り同じメッセージを受け取らせる為にこれ以上ないエネルギーを使っていると思う。だからこそ、ドラえもん短歌っていうのはドラえもんという共通の認識のもとで、ぶれのないメッセージを発しやすいものとなった。
と、いうふうにわたしは捉えました。(大丈夫かな……)
同時に、共通の教養があっても、どうしても共有できない世界観はある。その人なりのルールの中で、理由のなかで短歌が作られていると考える以上、誰かの感性からはその短歌が良いものではないとしても、それが「正しい」と言える解答では無いかも知れない。
自分の信頼している人が、しかし自分と同じような感じ方をしなかった時、抱く感情は不安であり孤独なんじゃないかと思う。
わたしは言葉と言葉以外のものとのバランスがネックなのではないかと思うけど、自分が短歌をちゃんとわかっていないので、何とも言えない。情けない……


■短歌を学ぶこと
・みんな自分で短歌を勉強して、枡野浩一に意見するぐらいの短歌観をもってほしい。
・短歌ヴァーサスで正岡さんのこれまでの短歌を一挙に掲載したのは、雑誌としては画期的なこと。そういうことにも気付いてほしい。
・新人賞で、正岡さんと同じようなやりかたの短歌が増えた。
・短歌を詠む人とは結婚したくない(?)

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短歌を勉強しなきゃ。全然わかってない。
かなしーおもちゃを読んでも、短歌の言葉の並ばせかたには“構造”と呼べるものがあることはわかる。
正岡さんの短歌はひとつの確立された構造を持っているらしい……これがわたしにはまださっぱり分からない。分かっていても、それを生かすだけの言葉のセンスがないのかもしれないけど。
とにかく短歌ヴァーサスを買わなければ!
正岡さんの朗読は印象的でした。叫ぶような朗読の仕方に違和感を覚えないほど、エネルギーのある短歌だった。最近振動について良く考えているので、余計にずっしりと来たのです。



■かんたん短歌blogについて
・これからどこに向かおうとしているのか?みんな何を目的に投稿したいの?
・本になることがみんなの目標ではない気がする。
・短歌の本の中でも流通するものとしないものがある。
・とにかくしんどい。期限が無いし明確な目的もないから。
・ドラえもん短歌が作れたことは良かった(短歌本としては異例の初版数)

わたしは短歌の投稿は1つのコミュニケーションの形だと思っている……と言ってしまうと、枡野さんはただそのコミュニケーションの核であるとかそういうことになってしまうので、もうちょっと考える。
枡野さんがたとえば短歌の公募をやめることは、わたしは枡野さんが枡野さんで無くなるような気がするので嫌だ。けどカタロガーとかでも公募が始まっている今、かんたん短歌blogの意味とはなんだろうか。
方向性……展望…… 枡野さんは投稿者のために頑張り過ぎなのかもしれない。もっと枡野さん自身のためにblogを利用することはできないのかな。
うーん、まとまりません。


とりあえずトークショーの感想、まとまりませんがTBします。
他にもいっぱい話されていたと思うんだけど、かなり頭の中からこぼれ落ちているはず……
書き逃げのようですみません。
頭使って無いと、どんどん衰えますね……いや、もともとこの程度なんですが。
では、勇気をだしてトラックバーック!
四次元ポケットの中から飛びだして君を救えるひみつになりたい(槇野 てる)



………


ドラえもん短歌入手しました。愛おしい一冊。
何度か繰り返し読んでると、どんどん泣けてきます。

FC2ブログの調子が悪く何故かトラックバックできないので、前宅の赤いオイルから投稿しております。画像付きのトラックバックもここからしかできない……けど重いしメンテナンスで使えないこととかが多いというデメリットも多く。
無料ブログ2つで補完しあってます。
枡野さん似顔絵

(槇野 てる)
短歌がうまくいかない鬱憤を晴らしている訳ではないのですが……どくろマークに眼鏡と顎ヒゲつけて枡野さんに仕立ててみました。
どくろを使用してるのは悪意じゃなくて、愛のせいです。すみません、ただスキンヘッドに使えるなって思っただけです……。あと、ちょっとほくそ笑みながらコメントをしているような時の枡野さんが好きなので、なんとなくにやっとしたどくろのイメージはちょうどいいかな、と。
今回も全てWebdingsやwindingsのフォントから。枡野さんは水色のイメージですね。(ブログの色のせい?)

誕生日イラスト1

テーマ:
誕生日のイラスト1

(槇野 てる)イラスト初投稿です。
最近WebdingsやWingdingsの絵文字を組み合わせてマークとか造るのを楽しんでます。その延長でちょっと誕生日っぽいものもつくってみました。
うちの会社にはAdobe系のアプリがいっさい無いので、ワードで作る配付資料にちょっと凝る時とかに、いろいろ遊んでいます。
組み合わせでちょっと変わったものも作れるので、結構楽しいです。ワードって案外いろいろできるもんですね。

白くなりたい

テーマ:
意味とか価値とか、考えては空回ってるのは知ってるつもりなんですが、うまくいかなくて、どうにかならないものかと思っています。
日々の回転に体がつられて気がつくと回ってしまってるこの状態は、ハムスターとおもちゃの関係のように半オートマチック。
どうせ回るんなら洗濯機で白くなりたい。

無理して笑ってるように見える、と言われたのは中学の時でした。

雨の改作?

テーマ:
煩悩を清められずに鐘をつく 半袖を着る君に会いたい(槇野 てる)

…………

改作です⇒ずぶぬれで朝日を見てた 半袖で傘を持ってる君に会いたい

…………

「半袖の君に会いたい」という言葉は、もともと冬に一緒にいた人と夏まで一緒にいれるだろうかと思って出てきたものだったので、季節を無視して冬ベースで改作してみました。雨関係無くなってます……
説明が多いとのことだったので、修飾する言葉を減らしたんですが、勢いがなくなった気もします。
短歌なんか気にも留めていなかった頃から頭にあるフレーズなので、どうにか生かしていければなあと思ってます。